第14回 28会(にわかい)開催
2019/05/28
ハルニレカフェでは毎月28日に庭師が集まり情報交換や意識改革につながるプレゼン、ディスカッションを毎月行っています。10回を超えたころには庭師のみならず、植木・園芸生産者、メーカー、問屋、花店、といった幅広い分野の面々が集うようになり、アンダーグランドでありながらも新聞社も取材に来るようなおもしろい集まりになってきました。
14回目(1年2ヶ月)は深谷市のY'S Flower 高橋善治氏(エディブルフラワー生産)、東邦レオ㈱石原慎也氏(緑化工事業)。
プレゼンターに対し参加者20名全員レシーバーとなり、今回も建設的なディスカッションとなりました。
18時30分〜21時30分 参加費1,500円(食事つき)
ご興味ある造園・緑化・園芸・生産・メーカー・問屋・店舗さん、全く異業種の方でも経営革新を起こそうと考えている方、歓迎します。ハルニレカフェにお問い合わせください。
庭ブログではないですが...テイクアウトはじめました!
2018/10/19
ハルニレカフェに庭師が集結。
2018/07/04
毎月28日は「にわの日」です。
私が勝手に決めました。
毎月我が家の庭に想いを寄せる日があってもいいな。と
そんな毎月28日には、ここハルニレカフェに「庭師」が集います。
同業者が集まって談合しているわけではありません。
仕事が終わり、集合したメンバーから食事をとり始め、
皆が揃い食事も終わると
参加者全員の近況報告スピーチがあります。
そして本日のメインスピーカーが2名ほど20分から30分、
事例や経営の事、社員の事、そして自社や業界の未来について思う事を
テーマを決めてスピーチします。
そして最後に全員の感想を聞きます。
普段、人前で話したことがない人でも時間内に伝えたいことをまとめるという事は
ものすごく学びになります。伝えるということが苦手な人も回数を重ねていくと
伝わる話ができるようになります。
プレゼンテーション能力も磨かれます。
そして聞く側にもルールがあって、スピーカーの話を否定しない。
要は「承認する」ということ。
ここでは、技術や実績の発表はもちろんありますが、もっと踏み込みたいのは
経営の事、社員教育の事、自身の生き方、そして自分の未来を語るということ。
こんなことをやっている庭師たちって、全国見ても居ないんじゃない❔
でも、我々の業界に足らないのはここなんじゃない❔
って 思った私が企画しました。
前回は建築家の戸谷正夫氏をお招きして庭と建築の立場で話し、
第3回はTVチャンピオンに出演した㈲金子園芸の金子氏による経過報告と
世間に今後どのような発信の仕方がいいのか、をスピーチして頂きました。
そして作庭志 稲田の稲田氏に、鉄の造形作家、建築家とコラボし
現在新宿パークタワーで展示されている住まいと庭について報告して頂きました。
事例の内容だけでなく、日々の中でチャンスをつかむために
実践したことも聞くことが出来ました。
毎回10名前後で開催していますが、興味のある方は
是非参加してください。造園業ではなく他業種の方でも歓迎します。
入会金はありません!食事代¥1,500のみです!
次回は深谷まつりの為、日程を変えて
7月31日 火曜日 19時より 場所:ハルニレカフェ です。
メインスピーカーに ㈲吉村造園の吉村氏です!
深谷花フェスタ・今年もオープンガーデン
2018/05/02
今年もオープンガーデンに参加しました。
といっても、いつでもオープンな感じですのでお気軽にご覧ください。
上空10mからハルニレカフェを眺めました。ドローンではなく、クレーンの先端から撮影しています!
木々が少しづつ成長して建物と馴染んできています。
深谷の街中も眺めてみました。
案外緑が少なく感じます。増やしていきたいですね。緑を。
野生のサクラのはなし 〜ハルニレカフェの庭から〜
2018/03/27
彼岸を過ぎ、ソメイヨシノの開花で関東地方も春めいてきます。
日本は桜。代名詞となって世界中でも知られています。
ラグビーナショナルチームのエンブレムも桜。
江戸時代より様々な品種がつくられ、現在では200種ともいわれます。
多くの人が知っているソメイヨシノ。薄いピンクの花で桜街道はこの時期見事な景観を見せます。ソメイヨシノ、実は園芸品種です。オオシマ桜とエドヒガン桜の交配種というわけです。
日本には原種と呼ばれる野生のサクラが数種あります。
■ヤマザクラ(山桜)我が国の桜の中で最も代表的な種類で、古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきました。主に本州中部以南に自生しており、別名シロヤマザクラとも呼ばれます。
■オオヤマザクラ(大山桜)本州中部以北に自生するオオヤマザクラは、葉や花などの各部分は全体にヤマザクラより大柄です。花色がバラ色でヤマザクラより濃く、別名ベニヤマザクラ・エゾヤマザクラと呼ばれます。
■カスミザクラ(霞桜)北海道、本州、四国に分布し、ヤマザクラに似ている桜です。別名ケヤマザクラは、花や葉の部位が有毛である場合が多いことからです。同じところでは、花期はヤマザクラよりずっと遅い桜です。
■オオシマザクラ(大島桜)伊豆諸島と伊豆半島南部に自生する桜で、花は白色で若葉と良く調和し優雅な美しさがあります。葉は、塩漬けが桜餅を包む皮として利用されています。
■エドヒガン(江⼾彼岸)本州・四国・九州と広く自生する桜で、花は早咲きです。この桜は長寿で各地に巨木・名木が点在しております。この桜の枝が下垂するものがシダレザクラです。
■チョウジザクラ(丁字桜)東北地方の太平洋側の低山地、関東地方、中部地方の産地に多く分布します。花弁が小さくがく筒が太く長いその花の形から、「丁」の字を連想させるのでこの名があります。
■マメザクラ(豆桜)富士・伊豆・房総を中心とする地方に自生する種類で、このため別名フジザクラ、ハコネザクラとも呼ばれています。名のように花は小さく、低木状の木にいっぱい花を咲かせます。
■タカネザクラ(⾼嶺桜)北海道、本州中部以北の亜高山帯に分布する小高木の桜で、ミネザクラ(峰桜)の別名もあります。北海道にみられるチシマザクラはこの桜の仲間です。
■ミヤマザクラ(深山桜)北海道に多く、南は九州まで見られるが、南下するにつれ亜高山帯に多くなります。開花期が遅い桜で、また花のつき⽅が他の桜とは違う総状花序です。
■カンヒザクラ(寒緋桜)中国南部・台湾に分布するが、古くから琉球列島や⿅児島県に⼊り、石垣島や久米島などには野生化していると言われています。花は平開しない鐘形で、色は濃紅色で美しく、公園樹・街路樹などとして広く植栽されています。
意外と知られていない野生のサクラの話。
ハルニレカフェの庭では、「エドヒガンザクラ」が開花しました。
まだ若くて小さい木ですが、神代桜や、淡墨桜のように千年も生きる桜になってもらいたいなと願います。花期も短く10日くらいですが、野生のサクラを是非ご覧ください。
もう一つの原種、ヤマザクラもこれから咲きます。小さな花で人知れず咲きますが、そんな生き方もいいのではと思わせてくれる野生のサクラです。