水辺の石積み。流れ・小滝・建築基礎の小端石積
2016/06/27
6月に入り、石積みに勢いをつけた。。。つもりです。
この庭、滝〜流れを二つ造る計画でいる。カフェの奥の客席側には緩い落差の湧水口を設け、少し深山的な細い流れにした。護岸も自然の岩肌を少しでも表現しようと格闘するが難しい。。崩れ積みでもなく腰積でもなく乱積??でもない。「ヤマイチ落石積み」にしよう。この庭、石の総数も100tに近づいてきた。
スラブ下部の建築基礎を青石小端積で化粧をしてみた。ここは要所でモルタルを込めたが、ほとんどは空積である。こんな形で行こうと決め、あとは社員の木部君がすべて仕上げる。青石の目(筋)をうまく出すことができた。
このスラブの下端、基礎とのとりあいに防水のLEDライトがぐるりと取り付けられている。(株)クジライの高木部長が熱心にあうものを探してくれたお蔭様で、構想にあったものが取り付けられた。試験的に池に水を張ってLEDを実際取り付けまで一緒にやって頂いた為、当初の位置では光がこもってしまうことがわかり、位置を変更した。やはり現場でやってみないとわからないものだ。高木部長はあまりにも熱心に覗き込んで位置を調整してくれたため、胴長に水が入ってしまい、ずぶぬれで帰って行かれた。さすがにカフェでお茶でも飲んでいきませんかとは言えませんでした。ごめんなさい。
池の中の黒いパイプは「スロテッドパイプ」というもの。グローベンの製品である。大型のポンプが4台入り、循環する。吸い上げた水を滝口とこのメッシュパイプに戻し、下から湧かせる。水も常に動き、きれいな状態が保てるという。 溜り滞る水は藻がわきやすく、やがて澱んでいく。水から学べることが沢山ありそうですな。。。
つづく・・・・・