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かつての「品」と「格」を感じた庭のオーナーの話

2016年02月23日

長年お世話になっている熊谷市のホテルガーデンパレスさま。

時代の流れに合わせ、結婚式場も設えを変えていきます。 

「不易流行」 = 時代とともに変えるべきものはあるが、変えてはいけないものもある。

ここホテルガーデンパレスは3千坪の池泉回遊式庭園を有しています。

「紅葉屋12代下田一郎氏は今日の自動車社会到来をいち早く予想し、1958年にここ佐谷田の地にドライブインを開設。ドライブインの付属施設としてこの地の地勢を生かした日本庭園を構想。庭師宮田三郎、鳶十番組小池庄蔵両氏の協力を得、5年の歳月を掛けて池泉回遊式庭園を完成させる」 (紅葉屋庭園記)

昨年より、チャペル、新館の建て替えがあり庭の形も少し変わりました。そこでかつて60年前に植栽された樹木の移植工事をご依頼いただき、無事に完成することが出来ましたが、今回は「錦松殿」という日本家屋の個室の建て替えに伴うご依頼を頂きました。

池に差している黒松。かなり年数の経ている木。

これが計画建物に当たるということです。

IMG_2945.JPG

池の際に植えてある為、簡単に掘れる木ではありません。移植か?伐採か?又は、、、、、

オーナーの判断は、「建築を設計変更」。 木をよけて建物を作るように。

私達はびっくりしました。明治〜昭和初期にかけて、庭を持つ当主はその木々を大事にし、建築を作るときには庭師を呼び、動かすことの出来ない木であれば家の形を曲げたと言い伝えられています。

現代において、そのようなオーナーはとても少なくなっている中で、庭の当主としての「格」を感じると同時に、そのような方にご依頼いただける有難さと、庭師としての責任を改めて自覚した出来事でありました。

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