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埼玉県 S氏の庭 着工

2015年09月24日

八月末より深谷のS様邸の庭造りを着手させて頂きました。

一年程前より庭の構成をお話ししていましたが、雑木を入れた自然な庭が良いということになりました。

100坪近い建築に合う樹木を探し堀取るまでの経緯が困難でしたが、相応の樹木を植えることが出来ました。

IMG_1887.JPG8mクラスのコナラが4本、植付けられました。

庭の中、デッキや家の窓。それぞれ夏に木陰を作れるように、そしてモミジなど日の直射に弱い樹木を守る為にコナラの高木を選択しました。幹周が40㎝を超えるコナラも2本、家の際に植栽しました。窓の中心から少しずらして。そうすることにより、遠近感が高まり、その先のつくり方で庭に奥行きを感じることができます。足立美術館内の窓から見える景をヒントにしました。庭のコンセプトは少し違っても目に入って感じる心地良い感覚は同じだと思います。

東大沼だけに1mも掘れば粘土で水も湧いてきます。庭の土も少ない状態ですが、バーク推肥のみを運び入れ現地の土と攪拌しました。良質土客土なら良いわけではない。水と空気が通るような状態にしなければ健全に樹木は育たないと造園連合の講習会で学んだのでそれならばと実践しています。

DSCF3552.JPG
以前なら石やコンクリガラなどがあれば取り除いた訳ですが、逆に今はそれをこの推肥と混ぜ合わせそのまま植付けます。よく考えてみれば山の木はそんなところでもちゃんと育っているものです。施主も土代や残土処分費が削減されます。

私もまだ学んでいる最中ですが矢野智徳氏の風と水の流れに学ぶ庭造りの講習会に参加して以来、樹木が健全に育つにはどうしたら良いかを以前より深く考えるようになりました。それを実践している地元仲間の押田氏にも学び、少しずつ実践していこうと思います。

締固まった土壌に効果を与える竪穴式土壌改良法もやってみました。

DSCF3558.JPG節を抜いた割竹を鉢の周りに埋め込み空気と水を入れ根の活性化を促進します。以前、弱った赤松をこの方法で樹勢が回復したことがあるのでこれは効果があるようです。

見た目や意匠にこだわりすぎて、樹木にとって本当に大切なことって何なのかを忘れずにもっと考えていこうと思います。

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