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ホテル ガーデンパレスの庭

2015年05月23日

熊谷市佐谷田にあるホテルガーデンパレス。

3000坪の敷地に池泉回遊式庭園を有するホテルです。10年以上、当社で管理を任せて頂いています。

この度、建築の増築に伴い庭園の樹木を移植する運びとなりました。伐採されてしまう木もありますが少しでも生かせる木は残していくことになりました。大木の移植をどのように施工していくかをご紹介いたします。

移植はクロマツ2本からスタートします。

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数十年、そこで生きていますのでかなり根が張っています。しかし年数のわりに根の張りが良くないです。原因は土壌でしょう。

水はけもあまり良くありません。

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プリンのような根鉢をつくり、麻コモで根巻をしていきます。根の切り方・残し方で、鉢のつくり方でその木の命が左右されます。強固な根巻をしなければ運搬時に鉢崩れがおきてしまいます。「枝葉のことには気をつけるが何事につけても本(根)を忘れがちである」。そんな言葉が正に証明されてしまうのが我々の仕事だと感じます。

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DSCF3182.JPG根巻が完了し、台付けをしてクレーンで吊り上げます。植木を吊るというのはクレーンのオペレーターでも特殊です。経験値のないオペではうまく吊り上げる事が出来ません。重ささえも目視で読み取る事が難しいのが樹木なのです。いつも慣れているクレーン屋さんに来てもらいますので慣れたものです。下記のクロマツで3,800㎏あります。

DSCF3186.JPG因みに重機のない時代、明治・大正の頃にもっと大きい樹木を動かしてきた先人たちがいます。

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この先人たちから今、私たちが学ぶべき技術や知識がたくさんあります。

今私達はこのようにトレーラーで運べてしまいます。これが常識でやっていますが、色々な仕事の中で発想のヒントってたくさんあって、当たり前と思った瞬間新しいものって生まれないのかなと感じます。

DSCF3189.JPGそして圃場に仮植えます。。半年後、またガーデンパレスの庭に戻っていく予定です。

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