山一造園株式会社|埼玉深谷市・熊谷市・群馬の造園業 水景と雑木の庭専門

お庭に水の潤いと雑木のやすらぎを取り入れた庭づくりをご提案します。造園のプロ山一造園株式会社にお任せください。

ご意見・お問い合わせフォームはこちら

ご意見・お問い合わせ

お知らせ

松井田のN様の庭、植栽

2015年03月05日

3月に入り樹木も水を揚げ始め、移植に適した時期になってきます。

松井田の庭造りも終盤になりいよいよ植栽に入りました。

先ずは高木類の立込みです。

DSCF2871.JPG ヤマモミジ株立ち約6m。黄葉の紅葉。 ヒューサップ㈱の富田社長にも御協力頂き、松井田まで搬入して頂きました。

DSCF2878.JPGイロハモミジ単幹5m  赤の紅葉。 ヤマボウシ株立5m。 施主の奥様も図面を片手に立ち合います。鋭いセンスをお持ちなので私達もその1本に真剣になります。いつもですけどね。

ここで先日の講習会で学んだ 「間(ま)」 と 「気勢」を意識しました。社員全員が講習を受けていますし、その後ディスカッションも行いましたのでなんとなく意思疎通が出来たようです。相当な数の植栽をしてくると、気がつかないうちに惰性にもなりかねません。いい時期に再度見直せる講習会を受けて良かったと感じます。

DSCF2880.JPG高木を立込み終わりました。次週は中、低木類をあわせていきます。落葉期なのでスッキリした印象ですが春の芽吹きと同時に庭が一気に変化します。楽しみです。

DSCF2881.JPG

近年、和風とか欧風だとか英国風、ガーデニングなんて言葉で括られてしまっているこの業界。

施主様にとって心地よいものであればそれで良いのですが、様々な庭造りをしていく我々はそのカテゴリーから脱却した思考を持たなければいけないと感じます。この地域気候に合ったもの、選定した樹木の良さをどれだけ引き出せるか、その配植、など考慮しなければいけない事は沢山あります。

上の2枚の写真を見てみると、決して伝統的日本庭園を造っているわけではないのは一目瞭然です。だけれども、アプローチの曲の孕み、凹み部分から少しずらして植えられた木。立体感、遠近感、視線の集中。なにより自然だと思います。アプローチが流れだとしたら・・・なんとなくそこに木があって落ち着く景ではなかろうかと。この位置出しは施主様が選ばれました。

このような造り方は1,000年前の日本人も作庭していました。結局の所、私たち日本人は美しいとか心地よい、趣があると感じる感性の根底には同じものが流れているのかな?だとしたらもっと日本の庭を学ぼう。変わらないものは伝承され、新しいものは積み重ねられる。外国の文化が融合した新しい庭でもいい。

でも作庭に関るからにはまず、日本の庭を知ろう。日本人の感性をもっと体にぶち込んで、感じ、新しいものを造っていこう。

 と、自分自身が考えるとても良い一日になりました。



一覧へ戻る